当年被杂志和网上媒体蛊惑了，今天看了VF4evo时片桐大智的采访才搞清楚
http://sega.jp/archive/creators/vol_11/2.html

泰拳是泰拳
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%B0%E6%8B%B3
踢拳是踢拳
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%B8%A2%E6%8B%B3

求日文高手翻译下大意：

―― ＶＦ１０周年ということで、初代 「VF」 から最新作 「VF4evo」 まで、「バーチャ」 がどのような進化をしてきたのか、お話ししてください。

片桐■初代 『バーチャファイター』 は、試行錯誤しながら作り上げていった初の３Ｄ格闘ゲームです。
　そこから、テクスチャーを貼って質感を上げ、グラフィックのクオリティをアップし、リアリティのあるモーションを加え、よりゲーム性を高めたものが 『バーチャファイター２』 です。

開発の中でも 「VF2」 は３Ｄ格闘として完成しているという意識がありました。そこで新たな方向性を模索したのが 『バーチャファイター３』 のはじまりです。
　エスケープボタンをつけ、３Ｄの特色を活かしてステージにアンジュレーション（高低差）と奥行きという要素を加え、また “鷹嵐” という超重量級の浮かないキャラが入ったりしまして、「VF2」 からの発展系として完成したのが 「VF3」 です。

その一方で、ユーザーの皆さんからの意見で、「VF3」 は
「複雑すぎてわかりにくい」
「極めると面白いが、極めるまでが難しい」
というのがあったんです。

では、どこが面白かったのか、難しかったのか、を洗い直して、「VF3」 とは違った方向で 「VF2」 を発展させていこうというのが 『バーチャファイター４』 のコンセプトであり、はじまりでした。
　もう一度原点から発展させたものを今風にアレンジしたらどうなるのか。そういったことを研究して完成したのが 「VF4」 です。

「VF4」 が完成した時は開発者として満足していましたが、時間がたつとやり残したことや追加・修正したい部分はどんなゲームでも必ず出てくるものです。また、「VF4」 が市場に出たことでユーザーの皆さんからの意見も沢山出てきます。
　そういった、開発者とユーザーの皆さんの意見を反映し、「VF5」 並みに変化を加える勢いでつくったゲームが 『バーチャファイター４ エボリューション』 です。

―― 「VF4evo」 のニューキャラクター、“ブラッド・バーンズ” と “日守 剛” の格闘スタイルは、どのような経緯で キックボクシング と 柔道 に決まったんですか？

片桐■新キャラを追加するときには、テーマがあるんです。
　例えば 「VF2」 の時の “シュン” とか “リオン” だったら、特殊な動きをしたり、酒を飲むことで強くなったり、遠距離からの攻撃ができたり、といった感じです。

今回は 「攻撃を突き詰めたキャラ」 と、「投げを突き詰めたキャラ」 を入れることを思いつきました。
　打撃 と 投げ の一番いい格闘スタイルを考えたときに、打撃 はキックボクシングと決まりました。投げ は色々悩んだ結果、柔道にしました。モーションをつくっているのは、柔道を実際やっている人間ですので、細かいところまでこだわり、いいものができました。
               
―― ニューキャラクターは、ふたりともコワイ顔をしてますね。

片桐■ 「バーチャ」 では、いわゆる 好青年 が多かったのですが、また同じカテゴリにキャラを追加していくと互いの個性がどんどん薄まっていく感じがしたので、今回は ヒール を入れてみようということになったんです。

―― “鷹嵐” は、何故いなくなっちゃったんでしょうか？

片桐■大きな理由のひとつに 「VF4」 システムに合わなかったというのがあります。紙一重で交わして、互いの技が交差する感じをうまく表現するには相応しくないと考えたのです。

……でも、鷹嵐は、あなたの心の中にいます（笑）。皆さんの強い要望があれば、いずれ登場する機会があるかもしれませんね。