スプライト制限を敢えて無視し、チラつきもさせず表示限界で欠けさせることによる演出も存在する。
その最たるものが、【第四章 モンバーバラの姉妹】のエンディングの出航シーンであろう。
ただ眺める分にはなんてことのないシーンだが、実はファミコンの機能を弱点を含めて最大限発揮している。
1. 画面を上にスクロールさせることで船のBGが下方向に移動しているように見せる
2. 海のBGを移動に合わせて差し替え続けることで海面が動いていないように見せる
3. 港の桟橋を途中でBGからスプライトに差し替えた上でマスト部分にスプライトの塊を仕込み、
桟橋とマストが重なる際に水平配置数限界によるスプライト欠けで桟橋を消滅させ、
あたかも桟橋の上をマストが通過したように見せる
桟橋をスプライトで描く理由については、2の理由でBGを細かく差し替え続けなければならない関係上、桟橋もBGで描くと 、ちょっと動かすだけで1マスが海と桟橋の重なった状態となり、発色数が4色を越えてしまう。
しかしただスプライトにするだけでは、桟橋がマストの上に表示されてしまうので、敢えてスプライトを欠けさせて整合性を取っている。
原帖由 XshadowX 于 2016-9-25 16:08 发表
喷了,这么多人都能看,就是没有一个人下载了上传的
https://pan.baidu.com/s/1jHDzNAe
密码:edfc
这里说的 BG滚动并不是重点
重点在于
本来BG是不可能遮挡SPR的
但是BG的船帆却能正确遮挡SPR的栈桥
技巧在于在船帆的左侧放上了不可见的SPR 用来占掉FC同行最大8个SPR的机能
这样当船帆和栈桥同行的时候 右侧的栈桥SPR就会因为超过最大SPR数 而不会被显示出来
相当于机能限制的逆应用 非常邪道
上面最后一段说的是 解释为什么不把栈桥也用BG 而要用SPR
因为只要栈桥用BG的话 就不存在遮挡问题了
而那个原因在于 因为海和栈桥一起滚动是连续的(实际是海在向上滚动 并非船在向下)
所以连续滚动中有可能出现栈桥和海在同一个BG格的情况
这时候就会由于发色数的限制 使得栈桥的颜色无法正确显示出来
因此栈桥 必须 使用SPR而不能使用BG
最后 关于为什么要让海的BG向上滚动 而不是让船的BG向下滚动
我日文不太好 不知道主楼的帖子里有没有详细分析这个原因
但是原因大致可以推测的到
因为船上的颜色更复杂 让船的BG连续滚动的话 上面提到的不同颜色的滚入同一BG格的情况根本无法处理
所以相反 让颜色更单调的海的BG向上滚动的话 就只需要解决栈桥的问题了
哦对了 补充下
FC的硬件滚动机能是不能让2个不同的BG层相对滚动的 只能把所有BG层一起滚动
所以上面我提到的“滚动”并不是指的FC的BG硬件滚动
而是通过在BG层上绘制滚动的图像实现的软件滚动
因此才存在上面提到的 不同颜色滚入同一个BG格的情况(硬件滚动就不存在这种情况了)
所以实际上这里的滚动 海的BG相对船的BG向上滚动是用的软件滚动 而船的BG和海的BG整体向下滚动用的是硬件滚动
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